返す返すも、雑誌「食漫」は本当に素晴らしかった。今からでも復活してほしいくらいである。
 2010年に終了となり、翌年には東日本大震災があって私自身もかなりごちゃごちゃしてしまったので、食漫画界隈がその頃どんな感じだったか記憶も定かでないが(笑)、だんだん大判の雑誌からコンビニコミックの方に移行していってたんでしょうね。あるいは東日本大震災の前から既にそうなってたのかもしれない。(すみませんよくわかりません)

 いずれにせよ、いろんな食漫画が載っているコンビニコミックの代表選手として、「思い出食堂」が挙げられると思う。
 「食漫」が終わった正に同じ時期、2010年後半の頃から発刊されたようである。震災を乗り越え、コロナ禍をも凌ぎ切った。

 私は最初、その存在さえ知らずにいた。
 初めて買った「思い出食堂」は、2011年7月25日発行の〈ふるさとの夏編〉である。
 どうしてはっきり覚えてるかというと、この中の岩村俊哉『サバ缶』という10ページの小品がずっと心に残っているからだ。

 震災からの復興と個人の再生とを重ね合わせた作品である。


 ラベルのない缶詰の話は、TV等でも取り上げられた実話のはずだ。
 イイ話であるが、私がずっと心に残ってたっていうのはこの部分ではなく、料理そのものを描写した箇所なのです(笑)。照れ隠しなんかじゃなく、

 これよこれ、

 サバの水煮缶を薄切りのタマネギに載せ、醬油をかける!
 そうかそんな食い方があるのか。
 私も実際にマネをした(笑)。こういう描写が好きなのだ。こういう箇所こそが心に残ったのである。

 『ナニワ金融道』で、肉欲棒太郎がサバ缶で冷酒を呷るシーンが思い出されよう。その話はさておき。

◇◇◇

 そんなような塩梅で「思い出食堂」をぽつらぽつら、コンビニで見かけたら買う、みたいなことにいつの間にかなってたわけです。

 が、はっきり言ってつまらなかった。著名な作家が参入してないこともあるかもしれないが、凡庸で質が低いと感じた。実際ネットとかでも当時、評判は大して良くなかったように思う。なんだかなあ。
 私に言わせりゃ〈『食漫』よ、もう一度!〉といったところだ。ここまで言っちゃ申し訳ないが、そもそも漫画として低レベルだとさえ思った。(すみません..)

 しかし、もともとの路線が違うのだ。今にして思えば、一番最初はともかく、震災以降は敢えてさらに庶民向けに徹しようとしたのかもしれない。なーんて。それはないか、

 もともとが、〈食の思い出〉にテーマを絞ってるのだ。「思い出食堂」っていうくらいだから。
 ここが「食漫」とか、食を扱った他のコンビニコミックと異なる点だ。初めからスタンスが違うのである。

 〈食の思い出〉というテーマの保持は一貫してブレてない。
 漫画の原案となる「思い出募集」は定期的にあるし、朝日新聞と連動して読者の食に関する思い出がそのまま漫画化されるという企画も何度かあった。

2018年9月24日(月) 朝日新聞より


 〈思い出〉専門の食の漫画誌となれば、事実上、メリットの一つとして高度なウンチクが必要なくなる。だから、と言っちゃ失礼極まりないが、あまり高名ではない漫画家も参入することができた。(おこられるかな)
 そんなこと以上に、リアルタイムの社会情勢に束縛されることなく作品を掲載することができたメリットが大きい。
 コロナ禍の折、「たそがれ食堂」が作品中の描写のあり様に苦慮してる一方、「思い出食堂」は無事泳ぎ切ったのである、思い出なんだからマスクや手指消毒なんざ関係ない。(おこられるかな)

◇◇◇

 まあ、つまんねーぞーとボヤきながらも、コンビニに寄るとついつい買ってたわけだ。何かいいことが起こるんじゃないかと思って(笑)。
 全号買ってたわけではない。買いそびれたものはネットで中古本を購入したり、古本屋で探したりもした。正直言うと、今回このブログを作るに当たって抜けている号があるのに気づき、ネットで3冊ほど取り寄せたような状況です。

 そんな感じなので、買ったとしても、載ってる漫画をそもそも全部読んでたわけでもない。いつか何かの時のために買い続けてたってことだわな。


 時が満ちた(笑)。「思い出食堂」を最初から全部読み直してみよう。今だからこそ心に刺さるエピソードが見つかるかもしれない。

 少しじっくり、「思い出食堂」を振り返ってみたいと思います。

 と、ここで問題となるのが、「思い出食堂」ってナンバリング付きのオリジナル号だけでもかなり多いのに、さらに〈特別編集〉なるシリーズも無数に出ているという点である。
 私もけっこう買ってるが、こちらの方ももちろん全て網羅してるわけではない。

間違えて二重買いしてるのも何組かあります


 悩ましいのが〈特別編集〉の方にも新作が載ってることであるが、そこまでフォローし切れない。
 ここでは、ナンバリングの付いてるオリジナルのシリーズに限定して見てまいります。

 もう一つ。最初期のものについて。
 ナンバリングが始まってるのはNo.4からだと思うのですが(このこと自体、はっきりしない)No.1からNo.3に相当するものが何なのか、ちょい自信がない。

 No.1:A定食編     2010年10月26日初版発行
 No.2:おふくろの味編 2011年3月28日初版発行
 No.3:ふるさとの夏編 2011年7月25日初版発行

 ・・・ということだと思うが、正確なところが分からない。よく調べれば分かるのかもしれないが。上記が正しいという前提で以下、作ってまいります。


 それで、せっかくですから、勝手に自分の好みで評価をさせていただこうと思います。

 ◎ 超A級!神!!
 〇 これは傑作!
 △ いいんじゃないの

 おそらくそんなに印は付かないと思います(笑)。忖度なしでいきます。

 って言っときながら、敢えて事前にネタバレしちゃうと、私は川原将裕『男の食談義』シリーズが大好きなので、それには印が付くことになると思う(笑)。


 それでは、ごゆるりと。



■No.1 A定食編  2010年10月26日初版発行



ページ順ではなくジャンル毎に分けた「お品書き」

(色合いがバラバラなのはご容赦ください。。)


 第1巻から川原将裕の作品が載ってたのである。




   栗山裕史『お子様ランチ』
   高梨みどり『鳥のからあげ』
   斉籐ふみ『支那そば』
 △ 中邑みつのり『コロッケ』
   出口竜正『カレーライス』
   望月みのる『いなり寿司』
   カワバタマサトシ『お好み焼き』
   川田あきふみ『ハヤシライス』
   川原将裕『食べるラー油』
   しゅりんぷ小林『オムライス』  (まだ個性が発揮される前のしゅりんぷ)
   川本泰平『五目やきそば』
   斉藤ふみ『ホットドッグ』
   青菜ぱせり『卵かけご飯』 (第1巻から「朝ごはん亭」は始まってたんですね)
   宙野中『ヤキメシ』
   中邑みつのり『ワサビ』
   川田あきふみ『海鮮茶漬け』
   岩村俊哉『ソース焼きそば』
   赤嶺シーサー『おでん』





■No.2 おふくろの味編  2011年3月28日初版発行

アンコール版なのです



 類さん。〈新連載〉ではなく〈特別企画〉という位置づけだった。




   栗山裕史『カツ丼』
   斉籐ふみ『ソースカツ丼』
   魚乃目三太『祖母のカツ丼』
   高梨みどり『ちらし寿司』
   青菜ぱせり『ホットサンド』
   川田あきふみ『スキヤキ』
 △ 中邑みつのり『天津丼』
 △ しゅりんぷ小林『ナポリタン』
   高井研一郎『かんぴょう巻』  (そうか、高井研一郎が描いてたのか)
   井上眞改『モツ煮込み』
   にしだかな『みそ煮込みうどん』
   川原将裕『吉野家の牛丼』
   中田旭保『豚玉』
   望月みつる『のり弁当』
   岩村俊哉『おむすび』
   赤嶺シーサー『花見弁当』



 

 

 





■No.3 ふるさとの夏編  2011年7月25日初版発行




 綴じ込みになってる類さんのコーナー


 なぜか綴じ込みになっている読者コーナー




   栗山裕史『故郷の冷やし中華』
   魚乃目三太『大阪の冷やし中華』
 △ しゅりんぷ小林『青春の冷やし中華』 (無謀なサクセスストーリー)
   高井研一郎『冷や奴』
   青菜ぱせり『夏の朝食』
   高梨みどり『ハンバーグステーキ』
   川原将裕『ビフテキ』
   中田旭保『ドライカレー』
   中邑みつのり『新橋ライスカレー』
   望月みつる『おふくろのカレー』
   松本タカ『夜店のたこ焼き』
   にしだかな『ジャムパン』
 △ 斉籐ふみ『コンビーフ』  (コンビーフというだけでそそるのは性分)
 〇 岩村俊哉『サバ缶』  (サバ缶というだけで無敵)
   井上眞改『串カツ』
   川田あきふみ『カツオのたたき』
   赤嶺シーサー『そうめん』






■No.4 お弁当の秋編  2011年10月25日初版発行






   魚乃目三太『運動会のお弁当』
   栗山裕史『栗ごはん弁当』
   高井研一郎『鮭弁当』
   岩村俊哉『鮎寿司』
   青菜ぱせり『里芋の煮っころがし』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 カレーとホッピー』
   高梨みどり『家族の餃子』
   松本タカ『うれしい日の餃子』
   しゅりんぷ小林『餃子ライス』
   中邑みつのり『鰻の串焼き』
   川原将裕『カキフライ』
 △ 中田旭保『とろろ飯』
   にしだかな『シウマイ』
   斉籐ふみ『肉汁うどん』
   川田あきふみ『インスタントラーメン』
   望月みつる『スイートポテト』
   赤嶺シーサー『秋刀魚』






■No.5 ’12冬の味編  2012年1月24日初版発行






   魚乃目三太『祖母のすき焼き』
   栗山裕史『父とすき焼き』
   高井研一郎『すき焼き定食』
   青菜ぱせり『ねこまんま』
   松本タカ『グラタン』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 きみの玉手箱』
   高梨みどり『谷中のメンチカツ』
   中邑みつのり『根津の肉豆腐』
   岩村俊哉『千駄木の親子丼』
   しゅりんぷ小林『味噌ラーメン』
   川原将裕『豚汁』
   斉籐ふみ『スルメ』
   川田あきふみ『カップ焼きそば』
   にしだかな『肉まん』
 △ 中田旭保『オイルサーディン』
   望月みつる『鍋焼きうどん』
   赤嶺シーサー『ブリ大根』






■No.6 春・旅の味編  2012年4月23日初版発行






   栗山裕史『にぎり寿司』
   魚乃目三太『お母さんのお寿司』
   中邑みつのり『穴子のにぎり』
   青菜ぱせり『「朝ごはん亭」タケノコの味』 (タイトルに正式に「朝ごはん亭」が付く)
   高井研一郎『「横浜百年食堂」豆ご飯』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鰻の肝焼き』
   岩村俊哉『新幹線のチキンライス』
   松本タカ『駅弁サンドイッチ』
   中田旭保『からあげ弁当』
   川田あきふみ『焼きイカ』
   斉籐ふみ『ゆでたまご』
   望月みつる『駄菓子屋のもんじゃ焼き』
 △ にしだかな『古書店街とチャーハン』  (なぜか心に残り、繰り返し読みたくなる)
   しゅりんぷ小林『神保町のカツカレー』
   高梨みどり『万世橋のステーキ』
   川原将裕『トルコライス』
   赤嶺シーサー『柏餅』






■No.7 北の大地編  2012年8月15日初版発行




 今号から始まった、なぎら健壱『バチ当たりの昼間酒』




   栗山裕史『いくら飯』
   斉籐ふみ『とうきび』
   中邑みつのり『ザンギ定食』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 大塚・三平』
   青菜ぱせり『シリーズ「朝ごはん亭」2本立』
    ・目玉焼き
    ・ぬか漬け
   川原将裕『ハムカツ定食』
   中田旭保『ゴーヤチャンプル』
   望月みつる『田舎そば』
 △ 高井研一郎『冷やし中華』
   しゅりんぷ小林『そうめん』
   たかなししずえ『お中元』
   高梨みどり『新シリーズ 東京・日本橋「たいめいけんの洋食」父とオムライス』
   魚乃目三太『お祖父ちゃんとうなぎ』
   岩村俊哉『うな丼』
   赤嶺シーサー『土用の鰻』






■No.8 平成25年新春編  2012年12月17日初版発行

本号から魚乃目三太が表紙を手掛けるようになった




 付録:謹製 絵はがき


 青菜ぱせり『シリーズ「朝ごはん亭」お粥』より

営業時間が間違って印刷されてしまってる貴重回!
(誤)午後5時 ⇒ (正)午前5時


 前号から始まった、なぎらさんの『バチ当たりの昼間酒』が、魚乃目三太の手により奇跡の漫画化。

 魚乃目三太だから成功したのだと思う。てか、魚乃目三太の代表作だと思う。




   魚乃目三太『我が家のおでん』
   栗山裕史『妹とおでん』
   中邑みつのり『社長とおでん』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 チビ太のおでん』
   青菜ぱせり『シリーズ「朝ごはん亭」お粥』
   中田旭保『かす汁』
   川原将裕『ロールキャベツ』
   高梨みどり『新シリーズ 東京・日本橋「たいめいけんの洋食」グラタン』
   川田あきふみ『ローストチキン』
   たかなししずえ『クリスマスケーキ』
   望月みつる『クリームシチュー』
   さかきしん『筑前煮』
   斉籐ふみ『茶碗蒸し』
 △ 魚乃目三太『ソース焼きそば』
   にしだかな『ちゃんこ鍋』
   しゅりんぷ小林『お餅』
   高井研一郎『シリーズ「横浜百年食堂」年越し蕎麦』
   赤嶺シーサー『おせち』






■No.9 春のお弁当編  2013年4月8日初版発行





 川原将裕『トースト』
 ついに登場!男の食談義シリーズはここから始まる!!

 設定について何の事前説明も事後解説もなくいきなり始まる。シリーズにするつもりがそもそもなかったのだろうか??


この映画てのが何なのかワカラン

『ブルース・ブラザース』じゃないよね??










   栗山裕史『遠足のお弁当』
   高井研一郎『花見弁当』
   たかなししずえ『房総太巻き寿司』
   高梨みどり『ポークジンジャー』
   青菜ぱせり『ゆうべのカレー』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 もつ焼き』
   中田旭保『お昼の天丼』
   岩村俊哉『品川丼』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 柴又の天丼』
   加藤やすと『球場のウインナ盛り』  (どう考えても説明不足だが印象に残る作品)
 △ 斉籐ふみ『さんまの蒲焼き』  (炊きたてご飯と一緒に蒸らすというワザを披露)   
   しゅりんぷ小林『大トロにぎり』
   魚乃目三太『上野のコロッケそば』
   にしだかな『東京駅のバウムクーヘン』
   中邑みつのり『吉祥寺のオムカレー』
 △ 川原将裕『トースト』
   さかきしん『大正ハヤシライス』
   赤嶺シーサー『フキノトウ』






■No.10 ナポリタン編  2013年6月10日初版発行

真ん中のオネーチャンの幸せを思わず願ってしまう
魚乃目三太の世界




 新シリーズ 加藤やすと『キッチン名画座「ダーティハリー」のホットドッグ』

こういう作品が読みたいんだよ、知らない映画でもいいから。


最初の方のシーンですな


 川原将裕『インスタントラーメン』より
 〈男の食談義シリーズ〉と謳われるのはまだ先

 いや、ちょっとだけのチャーシューならハムより安い。量り売りのチャーシューメンマという手もある。




   魚乃目三太『金曜日のナポリタン』
   栗山裕史『放課後のナポリタン』
   高井研一郎『お母さんのナポリタン』
   たかなししずえ『初めてのナポリタン』
   高梨みどり『青春のナポリタン』
   加藤やすと『ダーティハリーのホットドッグ』
   さかきしん『コロッケ』
   青菜ぱせり『納豆』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 亀戸餃子』
   しゅりんぷ小林『学生食堂・中華丼』
   斉籐ふみ『社員食堂・チキンカツ定食』
   中邑みつのり『区役所食堂・ラーメンとおにぎり』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 ろばた焼き』
 △ 川原将裕『インスタントラーメン』
   真夏日西瓜『カレーチャーハン』
   にしだかな『横浜中華街のワンタン』
   中田旭保『神戸南京町の豚饅頭』
   赤嶺シーサー『長崎新地中華街の皿うどん』




 「思い出食堂」。定型の話の基本パターンってのがあって、食べ物をファクターに家族や友人との絆を再認識する、食べ物をファクターに懐かしい人を思い出す(しかも再会を果たす)、食べ物をファクターに自分の変わらなさと成長ぶりを感じる、食べ物をキッカケに男女が仲良くなる(しかも結婚に至る)、食べ物をキッカケに元気が出る、みたいなのがどうしても多い。あと人情モノ。そういうのに用はないと初期の段階で見切りをつけてしまった読者もいたことだろう。
 だんだん年取ってくると、やっぱ高井研一郎の作品などからは、よくある人情モノのようでありながら味がしっかりしてるのが読み取れるようになる。考えてみれば当時、高井研一郎は70代半ばを迎えてたのだ。そりゃ人情も年季が違う。
 あと、にしだかなは、たぶん若いんだろうが(失礼)、一ひねり気の利いた作品が多く読んでて清々しい。
 雑誌だから、まあはっきり言えば凡庸な漫画も載っている。でも、すべて短い読切なので、いろんな人生の疑似体験ができる。この楽しみは何物にも代えがたい。






■No.11 北海道’13編  2013年8月12日初版発行






   栗山裕史『室蘭・ジンギスカン』
   青菜ぱせり『十勝・夏の野菜』
   斉籐ふみ『根室・てっぽう汁』
   真夏日西瓜『遠軽・メロンのフルーツポンチ』
   魚乃目三太『羽幌・味噌バターラーメン』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 名物・まくら』
   高井研一郎『氷あずきとアジフライ』
   さかきしん『サンドウヰッチ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 コロッケにカレーのアタマ』
 △ にしだかな『笹団子』 (一度読んだだけでは意味不明だけど繰り返し読む甲斐がある)
   浅原かずよし『海軍さんのお寿司』
 △ 加藤やすと『「東京物語」の天丼』 (映画の解釈の仕方に好感が持てる)
   高梨みどり『チキンバスケット』
   川原将裕『乾麺』 (‶乾麺″という括りにあまり意義を感じない)
   たかなししずえ『飯ごう炊さん』
   なかむらみつのり『ローソク炊きご飯』  (名字を平仮名に変えたのですね)
   赤嶺シーサー『尾瀬・山小屋のおむすび』




 
 
 






■No.12 ふっくら新米編  2013年10月8日初版発行




 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 メンチカツとビフテキ』より


 たかなししずえ『玉子入りおみおつけ』より


 なぜか、博多華丸・大吉の特別インタビュー


 川原将裕『桃の缶詰』より

『傷だらけの天使』ですね


 なかむらみつのり『鮭缶』より




 △ 魚乃目三太『サバの味噌煮』
   さかきしん『常備菜』
   栗山裕史『新米と野菜』
   青菜ぱせり『塩むすび』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 特大おにぎり』
   岡田正尚『カツ丼』
   斉籐ふみ『根室・てっぽう汁』
   加藤やすと『「ミッドナイトラン」フライドチキン』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 メンチカツとビフテキ』
 △ たかなししずえ『玉子入りおみおつけ』  (「ぽん」か「ぐるぐる」か)
   しゅりんぷ小林『豆腐とわかめの味噌汁』
   高井研一郎『しじみ汁』
   川原将裕『桃の缶詰』
 △ なかむらみつのり『鮭缶』
   斉藤ふみ『シーチキンサラダ』
   横山ミィ子『秋鮭のおにぎり』
   高梨みどり『まかないのオムレツ』
   赤嶺シーサー『日の丸弁当』

   


 







■No.13 温か朝めし編  2013年11月25日初版発行


スタインベック『朝めし』からの引用



 川原将裕『瓶詰め』より




   栗山裕史『朝市・アラ汁』
   斉籐ふみ『市場のアジフライ』
   中田旭保『勝浦朝市の焼き魚定食』
   魚乃目三太『ちりめん山椒』
   治島カロ『だし巻き卵』
   青菜ぱせり『湯豆腐』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 サンマの干物』
   加藤やすと『「E.T.」の宅配ピザ』
   さかきしん『パンケーキ』
   高井研一郎『白菜漬け』
   たかなししずえ『おこげごはん』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 もつ焼きとチリビーンズ』
   高梨みどり『ボルシチ』
 〇 川原将裕『瓶詰め』  (微妙にもう一押しほしい気もするけど、忘れられない一篇。)
   なかむらみつのり『ハムエッグ』
   赤嶺シーサー『明日への朝食』



 












■No.14 満福丼編  2014年2月10日初版発行

真ん中のオネーチャンの幸せを思わず願ってしまう
魚乃目三太の世界




 なかむらみつのり『カレー丼』より


 高井研一郎『カツ丼』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 生ビールとチキンカツ』より

この漫画を傑作と言わずして何を言おうや、


 たかなししずえ『駅の立ち食いそば』より


 川原将裕『男の立ち食いそば』より

このぐらいのエピソードだけならフツーだが、


タヌキさんのエピソードが全「思い出食堂」の中でも光る




   栗山裕史『親子丼』
   治島カロ『木の葉丼』
 △ なかむらみつのり『カレー丼』
   中田旭保『たぬき丼』
 △ 高井研一郎『カツ丼』
 〇 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 生ビールとチキンカツ』
   さかきしん『焼売』
 △ たかなししずえ『駅の立ち食いそば』
   和泉ひろき『東京の立ち食いそば』
 ◎ 川原将裕『男の立ち食いそば』  (時が経過してもずっと心に残っている)
   ヒロタダシ『みぞれうどん生姜入り』
   青菜ぱせり『ウインナーソーセージ』
   高荷真弓『夜食の焼きめし』
   加藤やすと『「クレイマー、クレイマー」のチュコチップアイス』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 酢豚とオムライス』
   高梨みどり『エビフライ』
   美月李予『競馬場の鳥そぼろ弁当』  ※思い出ごはん大賞   
   斉籐ふみ『めの葉』  ※思い出ごはん大賞
   魚乃目三太『おばあちゃんのミートソース』  ※思い出ごはん大賞


 

 

 

 


 

 
 













■No.15 北国の春編  2014年4月7日初版発行




 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 秋田・山の芋鍋』より


 高井研一郎『ピーマン肉詰め』より

この考え方自体、もう古いのかなあ。。











 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 そば屋のラーメン』より




 〇 魚乃目三太『特別企画・宮沢賢治の食卓 花巻・鳥南蛮そば』  (名シリーズの第1回)
   たかなししずえ『山形・さくらんぼ』
   美月李予『喜多方・朝ラーメン』
   治島カロ『石巻焼きそば』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 秋田・山の芋鍋』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 チューリップ揚げ』
   さかきしん『大正の献立 ロールキャベツ』
 △ 高井研一郎『横浜百年食堂 ピーマン肉詰め』
   栗山裕史『ソースカツ丼』
   中田旭保『ぼっかけうどん』
   斉籐ふみ『自販機フード』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 そば屋のラーメン』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 野菜ジュース』
   加藤やすと『キッチン名画座「細雪」の花見弁当』
   にしだかな『花見酒』
   赤嶺シーサー『遠野・ひっつみ』


   






■No.16 餃子の味編  2014年6月9日初版発行

上の真ん中のオネーチャンの幸せを思わず願ってしまう
魚乃目三太の世界




 なかむらみつのり『餃子の王将 ~ブラックマヨネーズの思い出~』 


 ブラックマヨネーズ インタビュー「オレ達の餃子の王将」


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 おでん』より










 丸山いくら『味付きジンギスカン』より     丸山いくら登場!!

第8回思い出食堂新人漫画賞入賞


はっきり言わせてもらえば、俺様はこーゆーペンタッチに弱い。

メロメロになる(笑)




   栗山裕史『お姉ちゃんの餃子』
   魚乃目三太『餃子ライス』
   たかなししずえ『初めての餃子』
 △ なかむらみつのり『餃子の王将』
   美月李予『宇都宮餃子』
   加藤やすと『キッチン名画座「初恋のきた道」の蒸し餃子』
   桑佳あさ『家族のシソ入り餃子』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 おでん』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 レタス』
   さかきしん『大正の献立 大根餅』
 〇 丸山いくら『味付きジンギスカン』  (私の勝手な評価ですから)
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 レバタレ焼き』
   高井研一郎『横浜百年食堂 中華そば』
   治島カロ『醤油ラーメン』
   斉籐ふみ『ドカ弁とラーメン』
   高荷真弓『納豆チャーハン』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 海老チャーハン』
 △ 赤嶺シーサー『玉子チャーハン』
















■No.17 夏の味編  2014年8月5日初版発行




 ヒロタダシ『ホームランバー』


形と大きさが良いのだ


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 生姜カレー』より


 加藤やすと『キッチン名画座「幸福の黄色いハンカチ」醤油ラーメンとカツ丼』


この漫画を読み、私も実際に映画をチェックしたのであった。




   魚乃目三太『特別企画 宮沢賢治の食卓 ハヤシライス』
   高井研一郎『横浜百年食堂 ソース焼きそば』
   たかなししずえ『流しそうめん』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 冷やしうどん』
   斉籐ふみ『盛岡冷麺』
   栗山裕史『フルーツパフェ』
   さかきしん『大正の献立 レモネード』
 △ ヒロタダシ『ホームランバー』
 △ 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鯖寿司』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 ドライカレー』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 生姜カレー』
   加藤やすと『キッチン名画座「幸福の黄色いハンカチ」の醤油ラーメンとカツ丼』
   治島カロ『ホッペチヂミ』
   美月李予『サムギョプサル』
   高荷真弓『ドガニタンの朝食』
 △ 赤嶺シーサー『わかめスープ』







■No.18 おにぎり編  2014年10月8日初版発行




 高井研一郎『横浜百年食堂 おかかのおにぎり』より


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鯛のカブト蒸し』より


 川原将弘『男達のカレー』より
 (ちょい久々に登場したら名前の漢字が変わっていた。実際の表記に従います。)

このシリーズにしては話のネタが弱いが・・・


 これには大いに共感する


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ホットドッグ』より


 福丸やすこ『製麺所のさぬきうどん』より    福丸やすこ登場!!

第10回思い出食堂新人漫画賞入賞


川原将「弘」と表記されてるのは今号だけのようである



   栗山裕史『焼きおにぎり』
   魚乃目三太『森と山のおにぎり』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 梅とこんぶのおにぎり』 (タイトルに「しーちゃんのごちそう」が付いた)
   高井研一郎『横浜百年食堂 おかかのおにぎり』
   治島カロ『高菜のおにぎり』
 △ 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鯛のカブト蒸し』
   加藤やすと『仕事帰りのカレー』 (新シリーズ「こんなところにスキマ亭」が始まった)
   川原将弘『男達のカレー』
   斉籐ふみ『マスターのビーフカレー』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ホットドッグ』
   さかきしん『大正の献立 七色茶漬け』
 △ 福丸やすこ『製麺所のさぬきうどん』 (普通なら見過ごされるどうでもいいような日常の細かい描写に惹かれてしまう)
   なかむらみつのり『みそ貝焼き』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 紙カツ』 
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 松茸ごはん』
   しゅりんぷ小林『焼き松茸』
 △ 赤嶺シーサー『土瓶蒸し』







■No.19 今夜は鍋もの編  2014年12月1日初版発行




 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 シャリアピンステーキ』より


 しいやみつのり『生誕80年記念 赤塚不二夫食堂 フジオ食堂のカレーライス』より

実話なんだろうけど、そのまま赤塚不二夫の世界。


 てらしまけいじ『生誕80年記念 赤塚不二夫食堂 フジオプロの青春ごはん』より

水かけご飯はやったことないなあ。
カロリーメイトご飯ならあるけど。





   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 アイスクリーム』  (もはや「特別企画」ではなくなった)
   栗山裕史『キムチ鍋』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう あんこう鍋』
   さかきしん『大正の献立 よせ鍋』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 シャリアピンステーキ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 たくあん』
   治島カロ『奈良漬け』
   しいやみつのり『生誕80年記念 赤塚不二夫食堂 フジオ食堂のカレーライス』
 △ てらしまけいじ『生誕80年記念 赤塚不二夫食堂 フジオプロの青春ごはん』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 夕飯に出たハンバーグ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺し』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 コールスロー』
   高井研一郎『横浜百年食堂 鍋焼きうどん』
 △ 美月李予『広東麺』
   赤嶺シーサー『鴨南蛮』














■No.20 お寿司編  2015年2月15日初版発行




 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 かんぴょう巻き』より










   魚乃目三太『鉄火巻き』
   さかきしん『大正の献立 てまり鮨』
   高井研一郎『横浜百年食堂 特上寿司』
   治島カロ『アワビのにぎり』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう お母ちゃんのお寿司』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 かんぴょう巻き』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 オニオングラタンスープ』
   桑佳あさ『とんかつ』  ※思い出ごはん大賞
   フジヤマヒロノブ『うに丼』  ※思い出ごはん大賞
   高荷真弓『弁当と月に一度のカレーライス』  ※思い出ごはん大賞
   美月李予『かす汁』  ※思い出ごはん大賞
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 皮ハギ刺し』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 親父が作った酢豚』
   栗山裕史『フルーツサンド』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 コッペパン』
   赤嶺シーサー『ぶどうパン』







 No.9に川原将裕の『トースト』という作品が掲載され、後に「男の食談義」シリーズとなる。このシリーズこそは「思い出食堂」の最高傑作である。(あくまでも私個人の価値観だかんね。「男の食談義」がイチバンだという意見は、もしかしたら少数派かもしれない。)
 深夜、ビル清掃員の野郎共がB級グルメについて語り合う。この舞台設定がまず素晴らしいではないか。が、‶ 画期的アイデア ″ というほどのものではない。皆が見過ごしてた情景を逃がさず捕まえただけだ。しかも、場面設定について何の説明もなしにいきなりこの『トースト』は始まる。シリーズになるとは夢にも思ってなかった?・・というか作者自身、シリーズ化するつもりなどハナからなかった、ぐらいの話だったりして。。






■No.21 元気にうどん!編  2015年4月13日初版発行




 川原将裕『男のうどん談義』より

源さんは関東の味方


 なかだえり『イラストレーターなかだえりの老舗うちあけばなし 新宿すずや とんかつ茶漬け』より

この画風には見入ってしまう(素直な意味で)


 芋畑サリー『タイカレーの缶詰』より

この頃から流行ったんだっけ?(不詳)




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 サザエのつぼ焼き』
   さかきしん『大正の献立 肉汁うどん』
   治島カロ『きつねうどん』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 伊勢うどん』
 △ 川原将裕『男のうどん談義』
 △ 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 樽酒とくさや』
 △ なかだえり『イラストレーターなかだえりの老舗うちあけばなし 新宿すずや とんかつ茶漬け』
   栗山裕史『コンビーフ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう フルーツの缶詰』
   芋畑サリー『タイカレーの缶詰』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 ツナの缶詰』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 フライ四種』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 ミニッツステーキ』
   高井研一郎『横浜百年食堂 塩らっきょう』
   なかむらみつのり『お通しの味』
   赤嶺シーサー『栃尾揚げ』







■No.22 自慢の餃子編  2015年6月8日初版発行




   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 パエリアと赤ワイン』より




   魚乃目三太『お父さんの餃子』
   福丸やすこ『肉餃子』
 △ 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 家族で作った餃子』
   高井研一郎『横浜百年食堂 タンメン餃子』
   斉籐ふみ『紹興酒と餃子』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 パエリアと赤ワイン』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 朝の緑茶』
   さかきしん『大正の献立 キャベツの梅あえ』
 △ たかなししずえ『しーちゃんのごちそう やきとり』
   栗山裕史『駅ホームのカレー』
   美月李予『串揚げ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 ホイスとやきとり』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 洋風弁当』
   治島カロ『まむし丼』
   たけうちつむぐ『ひつまぶし』
   赤嶺シーサー『うな重』






■No.23 焼きそば編  2015年8月10日初版発行




 フジヤマヒロノブ『青春のペヤング』より

いわゆる「だばあ」


おなじみ、かやくをフタの裏に付けない工夫。


 川原将裕『男のカップ焼きそば談義』より

いわゆる「だばあ」


おなじみ、かやくをフタの裏に付けない工夫。


しかし『男の食談義』にはさらなるワザが!

だが、この方法では、かやくがちゃんとふやけない虞があろう。


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 純レバ丼』より




   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 中トロ』  (新シリーズ開始)
   フジヤマヒロノブ『青春のペヤング』
   なかむらみつのり『やきそば弁当』
 △ 川原将裕『男のカップ焼きそば談義』
   たかなししずえ『祝い鯛』
   高井研一郎『横浜百年食堂 コイの丸揚げ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 鯛でんぶ』
   治島カロ『薯蕷まんじゅう』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 出汁巻き玉子』
 △ 魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 樺太のほっけ』
   福丸やすこ『田舎巻き寿司』
   栗山裕史『白ふかし』
   さかきしん『大正の献立 お迎え団子』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 お煮しめ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 純レバ丼』
 △ 高梨みどり『たいめいけんの洋食 ハンバーグステーキ』
   赤嶺シーサー『ヒマラヤとUFO』

    






■No.24 ごちそう!お肉編  2015年10月12日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう さんまのみりん干し』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 しらすたっぷりピッツァ』より




   魚乃目三太『特上カルビ』
   栗山裕史『ビフテキ』
   治島カロ『ビフカツ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 すき焼き』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 コハダの握り』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 網焼きのシロ』
 △ たかなししずえ『しーちゃんのごちそう さんまのみりん干し』
   高井研一郎『横浜百年食堂 さんま塩焼き定食』
   たけうちつむぐ『さんま寿司』
   サトウアタリ『さんまの塩焼き』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 エビフライ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 しらすたっぷりピッツァ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 我が家のポテサラ』
   さかきしん『大正の献立 大正のポテトサラダ』   
   フジヤマヒロノブ『スナックのポテサラ』
   赤嶺シーサー『ジャンボハンバーグ』

















■No.25 新そば編  2015年12月8日初版発行




 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ニシンそば』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 天ぬき』より




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 焼きりんご』
   栗山裕史『新そば』
   さかきしん『大正の献立 花巻そば』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ニシンそば』
   高井研一郎『横浜百年食堂 グラタン』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 かっぱ巻き』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 天ぬき』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 ふろふき大根』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 赤玉ぶどう酒とクラッカー』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 ビーフシチュー』
   治島カロ『パテ・ド・カンパーニュ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 ニラの玉子とじ』
   斉籐ふみ『黄金色のスープ』  ※思い出ごはん大賞
   サトウアタリ『かき揚げそば』  ※思い出ごはん大賞
   フジヤマヒロノブ『いわしフライ』  ※思い出ごはん大賞
   赤嶺シーサー『もりそば』







■No.26 豚汁・定食編  2016年2月8日初版発行




 高井研一郎『横浜百年食堂 カレイの煮付け』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 中華そば』より




   魚乃目三太『豚汁ライス』
 △ 高井研一郎『横浜百年食堂 カレイの煮付け』
   栗山裕史『ハンバーグ定食』
   治島カロ『おからの炊いたん』
   サトウアタリ『焼肉定食』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 あなごの握り』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 ハツ元』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 白あえ』
   たけうちつむぐ『焼き鯛』
   さかきしん『大正の献立 ごま豆腐』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう シーフードスパゲッティ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 中華そば』
   なかむらみつのり『和風スパゲッティ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ナポリタン』
   川原将裕『男のスパゲッティ談義』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 ポトフ』
 △ 赤嶺シーサー『茶巾寿司』  (ドラマチックさはいらない。こういう素朴なので十分。)


   

       






■No.27 東北・うに丼編  2016年4月11日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 乾燥ホタテ』より


しーちゃんのこの顔が好き


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 三陸わかめ』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 上海焼きそば』より

こ、これは・・・?




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 サイダーと天ぷらそば』
   福丸やすこ『うに丼』
 △ たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 乾燥ホタテ』
 △ 青菜ぱせり『朝ごはん亭 三陸わかめ』
   治島カロ『ホヤ』
   サトウアタリ『中華そば』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 仙台・牛タン』
   城井メッシ『コウナゴ』   (なんつーペンネームや、しかし)
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 牛もつ煮込み』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 かすごの握り』
 △ 栗山裕史『函館の海鮮丼』  (ドラマチックさはいらない。こういう素朴なので十分。)
   高井研一郎『横浜百年食堂 筍ご飯』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 コロッケ』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 上海焼きそば』
   フジヤマヒロノブ『ジンギスカン定食』
   さかきしん『大正の献立 苺のゼリー』
   赤嶺シーサー『ミックスフライ』


















■No.28 フライにソース!編  2016年6月13日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう コロッケ』より


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 メンチカツ』より

いや、メンチカツよりクリームコロッケの方が上でしょ


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 焼肉』より


 治島カロ『カツカレー』より




   魚乃目三太『串カツ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう コロッケ』
   高井研一郎『横浜百年食堂 ハムカツ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 メンチカツ』
   高梨みどり『たいめいけんの洋食 たこ揚げ』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 Aセット』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 焼肉』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 深川めし』
   栗山裕史『屋形船の天ぷら』
   さかきしん『大正の献立 牛鍋』
   なかむらみつのり『お好み焼き』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 シマアジ刺し』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺』
 △ 治島カロ『カツカレー』
   芋畑サリー・キタキ滝『カロリーメイト』  (なんつーペンネームや、しかし)
   赤嶺シーサー『クレープ』


















■No.29 カレーライス編  2016年8月8日初版発行




 高井研一郎『横浜百年食堂 食堂のカレー』より


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 学食のカツカレー』より


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 スパイシーチキンカレー』より


 川原将裕『男の縁日の味談義』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 冷やしタンメン』











   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 食パン』
   高井研一郎『横浜百年食堂 食堂のカレー』
   芋畑サリー・キタキ滝『区役所のカレー』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 学食のカツカレー』
   栗山裕史『専門店のカレー』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 スパイシーチキンカレー』
   フジヤマヒロノブ『白いご飯』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 モロヘイヤ』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 Bセットと餃子』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう カルメ焼き』
   つるんづマリー『〇〇焼き』  (つるんづマリー登場。ペンタッチが良い意味で昭和。)
 △ 川原将裕『男の縁日の味談義』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 冷やしタンメン』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 新子の握り』
   さかきしん『大正の献立 ビーフパイ』
   なかむらみつのり『谷中生姜』
   赤嶺シーサー『枝豆』










■No.30 青春のタンメン編  2016年10月10日初版発行




 漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 月見イワシ』より


 30号記念特集 『思い出食堂』のこれまで



 これまでの各号の表紙が並べられている。やはり魚乃目三太が手掛けるようになってから雑誌自体の魅力が増しており、表紙を眺めてるだけでドラマが浮かんでくるようだ。


 川原将裕『男の夜食談義』より


















   魚乃目三太『レバニラ炒め』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 麻婆豆腐』
   栗山裕史『ワンタン麺』
 △ 治島カロ『五目焼きめし』
   さかきしん『大正の献立 カニ玉』
   斉籐ふみ『タンメン』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 秋鮭』
 △ 漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 月見イワシ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 牛ハラミ焼き』
   なかむらみつのり『吉田うどん』
   美月李予『稲庭うどん』
   つるんづマリー『しのだうどん』
 △ フジヤマヒロノブ『太巻きとお稲荷さん』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   サトウアタリ『実録 百年食堂 鯖煮付けと雪見丼』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 かきあげ』
   高井研一郎『横浜百年食堂 焼きおにぎり』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 鍋焼きうどん』
   川原将裕『男の夜食談義』  (夜食は食べないので、共感するところが少ないのです)
   赤嶺シーサー『炊きこみご飯』  (すごくイイ話なんだけど、SFに終わってるのが残念)



 このブログの最初の方に、「思い出食堂」のナンバリングはNo.4から始まっておりNo.1からNo.3に相当するものが何なのか不明だ、というようなことを書いたが、No.30の「30号記念特集 『思い出食堂』のこれまで」にはっきり明記してあったわ。No.1:A定食編、No.2:おふくろの味編、No.3:ふるさとの夏編、で間違いなかったのだ。全然ちゃんと読んでないということがバレてしまうな(笑)。
 ということで、ブログのこの部分、普通なら削除するなり直すなりするのでしょうが、面白いのでそのまま残しておきます(笑)。このいい加減さ、
 ◎〇△の印はもちろんテキトーに付けてるわけじゃないけど、日が変われば印も変わるかもしれない(笑)。一応このブログは、神回=◎を探すというのが趣旨なので、細かい△とかはあんまり気にしなくていいからね。






■No.31 かきあげ丼編  2016年12月5日初版発行




 治島カロ『大阪トルコライス』より


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 コロッケそば』より


 川原将裕『男の昼めし談義』より

源さんの過去は謎の部分が多い。(そこがまた良い)


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ハラペーニョ・ボム』より




   栗山裕史『かきあげ丼』
   高井研一郎『横浜百年食堂 ハンバーグ定食』
   治島カロ『大阪トルコライス』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 コロッケそば』
   川原将裕『男の昼めし談義』  (このシリーズにしてはネタが弱い)
   サトウアタリ『実録 百年食堂 焼きめしとチャンポン』
   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 弁当』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう のりたま』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 自家製ふりかけ』
   クロ僕屋『是はうまい』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ハラペーニョ・ボム』
   フジヤマヒロノブ『カップケーキ』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   黒友みやこ『焼きうどん』  ※思い出ごはん大賞
   幸宮チノ『くじらのお好み焼き』  ※思い出ごはん大賞
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 のり巻き』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 白レバー』
   さかきしん『大正の献立 鴨焼き鳥』
   つるんづマリー『梅ささみ』
 △ 赤嶺シーサー『ねぎま』  (ドラマチックさはいらない。こういう素朴なので十分。)








■No.32 湯豆腐の夜編  2017年2月13日初版発行




 巻頭カラー:さかきしん『大正の献立 湯豆腐』より

カラーのるり子さん


 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 甘酒』より

火鉢で甘酒作ったらサイコーだろうなあ


 つるんづマリー『味噌ラーメン』より

 いっそのこと野菜炒めは別皿にして素のラーメンに自分でトッピングするようなメニューがあればいいのにとか思ったり(あるのかなあ?)


 川原将裕『男のおでん談義』より


この源さんカッケー


 特別企画「横浜百年食堂」店主敬白
 高井研一郎が亡くなってしまった。振り返りの特集。。


こんなこと書いたら袋叩きに遭うだろうが、まどかさんも若い頃は可愛かった。


亡くなる直前まで描き続けていたということになる。本物の昭和人情漫画であった。


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ロースカツカレー』より


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 上野駅前のハンバーグ』より

こういう形状の天井って上野駅独自のものなのかなあ??









 クロ僕屋『駅弁』より

 なーんか心に残る作品。個人的には、西岸良平「ヒッパルコスの海」に収録されている『夜行列車』を想い起こす。昭和59年という時代設定がまた絶妙である。







なぜかこの主人公に好感を抱いてしまう(笑)




   さかきしん『大正の献立 湯豆腐』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 甘酒』
   つるんづマリー『味噌ラーメン』
 △ 川原将裕『男のおでん談義』
   フジヤマヒロノブ『小田巻蒸し』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 出前の寿司』
   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 西洋料理と大根めし』  (「宮沢賢治の食卓」第一部 完)
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 牛ロースステーキ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 フィッシュサンド』
   治島カロ『ミートローフ』
   芋畑サリー・キタキ滝『ビーフシチュー』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 Aランチ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ロースカツカレー』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 上野駅前のハンバーグ』
   栗山裕史『中華そば』
 ◎ クロ僕屋『駅弁』  (あくまでも私個人による評価ですからっ)  
   赤嶺シーサー『立ち食いそば』







■No.33 コロッケパンの春編  2017年4月10日初版発行


オオムラパン



 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 玉子パン』より

 しーちゃんのこの顔が好き。食べる気マンマンですね。





 治島カロ『焼きそばパン』より


 川原将裕『男の惣菜パン談義』より

新キャラ・マサ登場!


あちゃ~


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 焼鴨飯』より

これはこれでアリだと思ってたが。やはり邪道なのか??
(抜いてから剥がすってのも見苦しいでしょうかね??)


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 精進揚げの煮つけ』より

 まったく見当違いなことを書かせていただくと、個人的に萩尾望都の『塔のある家』を想い起こさせる。好きなコマです(笑)。


 さかきしん『大正の献立 かぼちゃの煮つけ』より


 斉籐ふみ『ベビーチーズとソフトさきいか』

 ベビーチーズとソフトさきいか。そして缶ビール。それを電車の中で。この組み合わせはやったことがない。


 しゅりんぷ小林『サラミとえびせん』より  ついにトランポ大統領登場!!

トランポ大統領。決して嫌いではない(笑)。てか、このシリーズは好きである。


 独特の筆致。この身体のくねらせ方、そしてこの角度。誰かに似てるんだけど思い出せない。一峰大二でもないしなあ、誰だっけ??




   魚乃目三太『コロッケパン』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 玉子パン』
   治島カロ『焼きそばパン』
   つるんづマリー『自家製バーガー』
   川原将裕『男の惣菜パン談義』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 ラーメンとメンチカツ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 焼鴨飯』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 精進揚げの煮つけ』
   さかきしん『大正の献立 かぼちゃの煮つけ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 サバの塩焼き』
   なかむらみつのり『わさび漬け』
   栗山裕史『玉子焼きときんぴら』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 春野菜の天ぷら』
   及川コウ『時喰探偵 漱石のカレーライス』  (新シリーズスタート!)
   フジヤマヒロノブ『鶏もも照り焼き』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 金目鯛の湯引き』
 〇 斉籐ふみ『ベビーチーズとソフトさきいか』  (わずか8ページの他愛ない話だけど、家族の描写も良い)
   しゅりんぷ小林『サラミとえびせん』
   赤嶺シーサー『立ち食いそば』












コロッケパンです






■No.34 シュウマイの味編  2017年6月5日初版発行




 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 鶏のからあげ』より


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 炙りしめ鯖』より


 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう うどん粉焼き』より

本当はツライことだらけなんだろうなあと余計なことを思ってしまう私であった


 さかきしん『大正の献立 どんどん焼き』より

そう、砂糖を入れすぎちゃダメなんだよな。


 川原将裕『男の粉もの談義』より










 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 うなぎの肝焼き』より









 しゅりんぷ小林『トーストサンド』より   波に乗るトランポ大統領

「ガブリエル !!」




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 梅干しのおむすび』  (第2部スタート!)
 △ 治島カロ『シュウマイ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 ミニッツステーキ』
   つるんづマリー『豚のしょうが焼き』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 鶏のからあげ』
   フジヤマヒロノブ『出前のうな重』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 炙りしめ鯖』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう うどん粉焼き』
 △ さかきしん『大正の献立 どんどん焼き』
 △ 川原将裕『男の粉もの談義』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 うなぎの肝焼き』
   漫画/桑佳あさ、原作/佐川芳枝『寿司屋のかみさんうちあけ話 ウニの握り』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 ソースかつ丼』
 △ 及川コウ『時喰探偵 乱歩の支那そば』
   栗山裕史『うどん』
   しゅりんぷ小林『トーストサンド』
   斉籐ふみ『ハンバーガー』
 △ 赤嶺シーサー『メンチカツ』
















■No.35 憧れのオムライス編  2017年8月14日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 天丼』より

1964年という設定


 丸山いくら『プリンアラモード』より

これも1964年の設定だけど、今だって地方人あるあるですよね(?)


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ロールキャベツ』より

これも1964年。永遠のテーマすぎて切なくなる(笑)


 つるんづマリー『サバラン』より


 しゅりんぷ小林『ハンバーグとエビフライ』より  トランポ大統領シリーズ

ものすごい漫画だ





ウイ・ラブ・しゅりんぷ(笑)     


 川原将裕『男のファミレス談義』より




   さかきしん『大正の献立 特別編 オムライス』  (舞台は1964年。鬼滅の刃の最終回のよう。)
   魚乃目三太『ハムサラダ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 天丼』
   栗山裕史『ピザ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 トースト』
 ◎ 丸山いくら『プリンアラモード』  (心にどれぐらい残るかで印を付けてますからっ)
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ロールキャベツ』
   つるんづマリー『サバラン』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ バナナジュース』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鰯の生姜煮』
   しゅりんぷ小林『ハンバーグとエビフライ』
   たけうちつむぐ『クラブハウスサンド』
 △ 川原将裕『男のファミレス談義』
   及川コウ『時喰探偵 周五郎の鱸塩焼き』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 イカフライとカレー』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 上ロースカツと麻婆豆腐』
   フジヤマヒロノブ『おにぎり』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   なかむらみつのり『カップ酒といぶりがっこ』
   赤嶺シーサー『カップ酒と剣先イカ』











■No.36 魚河岸のラーメン編  2017年10月9日初版発行




 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 16オンスのステーキ』より


 しゅりんぷ小林『マクドナルド』より

絶好調のトランポ大統領


 川原将裕『男のファストフード談義』より




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 トマトのスープ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 玉子ぞうにとおだんご』
   つるんづマリー『ラーメン』
   なかむらみつのり『カレー』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 カツ丼』
   フジヤマヒロノブ『ホットケーキ』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ みょうがの味噌汁』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 16オンスのステーキ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 オムレツ』
   栗山裕史『餃子』
   さかきしん『大正の献立 クリームシチュー』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 舞茸天せいろ』
   及川コウ『時喰探偵 谷崎の青椒肉』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 お好み焼き』
   しゅりんぷ小林『マクドナルド』
   丸山いくら『ミスタードーナツ』
   斉籐ふみ『ケンタッキーフライドチキン』
 △ 川原将裕『男のファストフード談義』
   赤嶺シーサー『ジャムトースト』







■No.37 味噌汁の心編  2017年12月11日初版発行




 センターカラー:吉田類の思い出酒場スペシャル in 札幌


井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 きんき炭火焼』より

船中八策は私も好きなお酒です


 丸山いくら『味噌ラーメン』より


 しゅりんぷ小林『カレー』より

アメリカでも食べられてると思ってた


 川原将裕『男のレトルト談義』より

 私の経験からすると、なんとなくアルミの匂いがついてしまうので、やらない方がいい。




   魚乃目三太『大根と油揚げの味噌汁』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう おいなりさん』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 ポトフ』
   つるんづマリー『ウインナー炒め』
   栗山裕史『かやくご飯のおにぎり』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ハムカツ』
   フジヤマヒロノブ『がめ煮とお雑煮』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   さかきしん『大正の献立 茶碗蒸し』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ ゆで卵』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 目玉焼き』
   及川コウ『時喰探偵 林芙美子のコロッケ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 きんき炭火焼』
   丸山いくら『味噌ラーメン』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 天丼とあら汁』
   しゅりんぷ小林『カレー』
   なかむらみつのり『ちらし寿司』
   斉籐ふみ『ミートボール』
 △ 川原将裕『男のレトルト談義』
   赤嶺シーサー『烏賊飯』
















■No.38 おでんの味編  2018年2月12日初版発行




 巻頭カラー:さかきしん『大正の献立 おでん』より

カラーのるり子さん


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 オニオングラタンスープ』より


 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう チャーハン』より

しーちゃんのこの顔が好き


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 肉まん』より

行動力抜群のトランポ大統領


 魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 干しいも』より


 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ドライカレー弁当』より


 川原将裕『男の駅弁談義』より

激しく共感する。だが私ならそれも買って両方食う。










 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ハンバーグとエビフライ』より


 丸山いくら『ピザトースト』より

1コマ1コマがアートのようでありページ全体が絵画のよう




   さかきしん『大正の献立 おでん』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 オニオングラタンスープ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう チャーハン』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 肉まん』  (タイトルに「思い出食堂USA♨」が付くようになる)
   栗山裕史『アイリッシュシチュー』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 四川チャーハン』
   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 干しいも』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 骨付鶏のハラペーニョ煮込み』
   高梨みどり『だるま弁当』
   つるんづマリー『幕の内弁当』
 △ 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ドライカレー弁当』
 △ 川原将裕『男の駅弁談義』
   フジヤマヒロノブ『チーズフォンデュ』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   及川コウ『時喰探偵 志賀直哉の寿司』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ハンバーグとエビフライ』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ イタリアンスパゲッティ』
 〇 丸山いくら『ピザトースト』 (特に何か出来事が起こる話じゃないけど、起きなくて十分)
   なかむらみつのり『ポークジンジャー』
 △ 赤嶺シーサー『ビーフカレー』


















■No.39 大盛りライス!編  2018年4月9日初版発行




 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 牛丼+カレー』より


 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう イチゴ牛乳』より

我が家も基本、同じであった。たまにコンデンスミルク。


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 社員食堂のうどん』より

突然現れるトランポ大統領


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 イカフライ』より

メンチカツをつまみにビール。こういう発想が私には足りない。


 丸山いくら『なっちゃん』より


 川原将裕『男の平成の味談義』より

平成時代の総括が始まりますよー


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 和風ローストビーフ』より




   魚乃目三太『ハムエッグ丼』
   つるんづマリー『ラーメンライス』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 牛丼+カレー』
   栗山裕史『焼きめし』
 △ 青菜ぱせり『朝ごはん亭 白いご飯』
   なかむらみつのり『ミックスフライ定食』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう イチゴ牛乳』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 社員食堂のうどん』
   さかきしん『大正の献立 鯛めし』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 イカフライ』
   フジヤマヒロノブ『ピロシキ』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   サトウアタリ『実録 百年食堂 オムライス』
   丸山いくら『なっちゃん』
   斉籐ふみ『暴君ハバネロ』
 〇 川原将裕『男の平成の味談義』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 和風ローストビーフ』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ いなりずし』
   及川コウ『時喰探偵 二葉亭四迷の牛鍋』
   赤嶺シーサー『キャベツ炒め』







■No.40 故郷のちらし寿司編  2018年6月11日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう アジの煮付け』より

 逆に言えば、離れてみないと良さが分からない。なので、離れることは悪くない。てか一度は離れるべきである。


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺し』より








 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ステーキ』より

「がぶりえる」


 川原将裕『男の立ち食い談義』より

 テーマは「立ち食い」なのに、「一人メシ」とごっちゃになってしまってる。イコールに近いかもしれないが、完全にイコールではない。












   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 塩鮭』
   さかきしん『大正の献立 ちらし寿司』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう アジの煮付け』
 △ 青菜ぱせり『朝ごはん亭 フキの煮物』
 △ 丸山いくら『エビフライ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 鶏の竜田揚げ』
   栗山裕史『なまず』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺し』
   斉籐ふみ『竹輪』  ※思い出ごはん大賞
   黒友みやこ『かきあげ丼』  ※思い出ごはん大賞
   中馬ちゅうきち『鯨ベーコン』  ※思い出ごはん大賞
   フジヤマヒロノブ『タマゴサンド』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   及川コウ『時喰探偵 樋口一葉の大根の煮付け』
   サトウアタリ『実録 百年食堂 津軽そば』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ムルギーランチ』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ 串カツ』
   なかむらみつのり『寿司と焼き鳥』
   つるんづマリー『姫路の駅そば』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ステーキ』
 △ 川原将裕『男の立ち食い談義』
   赤嶺シーサー『チキンライス』



 雑誌全体として安定期に入り、良作・佳作が増えてきた。高井研一郎が亡くなってしまい、「横浜百年食堂」シリーズが読めなくなったのは極めて残念であった。作品自体が良かったのはもちろんだが、漫画でも文章でも自分より年長者の筆によるものを読みたいという気持ちがあるから。ましてや「思い出」がテーマならなおのこと。自分より若いヤツの思い出などどーでもいい。って、この理屈でいくと、年取れば取るほど真に読みたい漫画は減っていくことになっちまう。こういう考えではイカン。
 川原将裕の「男の食談義」シリーズは初期の頃と画風が変わり、内容も具象性が強くなってきた。個人的にははっきり言って初期の頃の若々しい粗削りな絵柄の方がより好きではあるが、読む前の期待感と読んだ後のそれなりの充足感(笑)は濃くなってきている。
 あと、丸山いくらの作品。ハナシとしてはあっさりしてるし、まあいわゆる少女漫画なんだろうけど、空気感が澄んでて落ち着いた余韻を残す。なんだか繰り返し味わいたくなるわ。今回読み直しての新たな発見であった。






■No.41 焼きとうもろこし編  2018年8月13日初版発行




 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 アリスのカボチャ』より


 川原将裕『男のビール談義』より

ついにきたビール談義








 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 冷やし中華』より

コロッケ煮!食ったことがない


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ スペアリブ』より

サービス満点のトランポ大統領


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 アメリカンブレックファースト』より

茜さんのほかにお店の人っているのだろうか











   魚乃目三太『焼きとうもろこし』
   さかきしん『大正の献立 おやき』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう ハッカパイプ』
 △ 丸山いくら『ソフトクリーム』
   つるんづマリー『おでん』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 焼きそば』
   フジヤマヒロノブ『ハゼと大葉の天ぷら』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 アリスのカボチャ』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 キンメの煮付け』
   にしだかな『たべ語り 薯蕷饅頭』  (新シリーズスタート)
   栗山裕史『唐揚げと生ビール』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ イカ焼きとビール』
 △ 川原将裕『男のビール談義』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 冷やし中華』
   及川コウ『時喰探偵 松本清張と塩鮭』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ スペアリブ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 アメリカンブレックファースト』
   なかむらみつのり『ハンバーガー』
   赤嶺シーサー『フードマーケットのランチボックス』












■No.42 のり弁当編  2018年10月9日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう お母ちゃんののり弁』より

これは豪華なのり弁である


カンケーないけど、のり弁と言ったらやっぱこれでしょ








前川つかさ「大東京ビンボー生活マニュアル」より


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ カップヌードル』より

「デリッシャス!!」


 川原将裕『男の即席麺談義』より

こういう経験が私には欠落している。子どもの頃はお湯を沸かしたこともなかった。


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 網レバー』より







なんだこれ


 丸山いくら『ほうれん草とベーコンのサラダ』より

この構図の美しさ!永遠に見ていたくなる

こーゆーデカいテーブルを自宅に置きたい


 気の合う同士の酒飲みほど楽しいものはないと私も思ってました




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 茄子』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 ちくわの磯辺揚げ』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう お母ちゃんののり弁』
   つるんづマリー『おかみさんののり弁』
   栗山裕史『父とのり弁』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 カツ丼とあんかけうどん』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ナポリタン』
   にしだかな『たべ語り 蒸しパン』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ カップヌードル』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ 袋ラーメン』
   なかむらみつのり『きつねうどん』
 △ 川原将裕『男の即席麺談義』 (カップ麺・袋麺・冷凍麺、それぞれ別の回でやってほしい)
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 網レバー』
   フジヤマヒロノブ『天丼』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   及川コウ『時喰探偵 泉鏡花と鯛の刺身』
   さかきしん『大正の献立 煮こみ』
 △ 丸山いくら『ほうれん草とベーコンのサラダ』 (あまりにも他愛ないんだけど、なーんか印象に残るんだよね)
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 焼き鳥』
   赤嶺シーサー『きぬかつぎ』







■No.43 鍋焼きうどん編  2018年12月10日初版発行




 青菜ぱせり『朝ごはん亭 厚揚げ』より


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ざるそば』より

果敢にチャレンジするトランポ大統領


 川原将裕『男のむかしの味談義』より

ぱ、パーラーだと?未知の世界だ

てか自慢じゃないが(本当は自慢だけど)生まれてこのかたパフェなんざ食ったことがない


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 麻婆豆腐』より




   魚乃目三太『鍋焼きうどん』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 豚汁』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 厚揚げ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 味噌ラーメン』
   栗山裕史『水炊き』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 クジラ刺』
   なかむらみつのり『にぎり鮨』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ざるそば』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ ビーフカレー』
 △ 川原将裕『男のむかしの味談義』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 イカフライ』
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 麻婆豆腐』
   フジヤマヒロノブ『カレーライス』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
 △ 及川コウ『時喰探偵 芥川龍之介と牛乳と食パン』 (シリーズ最終回) 
   にしだかな『たべ語り 飴玉』
   さかきしん『大正の献立 お赤飯』
   つるんづマリー『チューリップ揚げ』
   丸山いくら『手巻き寿司』
   赤嶺シーサー『スパゲッティミートソース』

















■No.44 日本一の中華そば♨編  2019年2月11日初版発行




 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう サンドイッチ』より


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ カレー丼』より

違いの分かるトランポ大統領


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 寒ぶりの刺身』より


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 江戸前にぎり』より

 こういう流れにしたいときが私もある。宴会だとこういう進め方はできないからなあ。


 川原将裕『男のチャーハン談義』より




   つるんづマリー『故郷のラーメン』
   さかきしん『大正の献立 浅草の支那そば』
   栗山裕史『出前のラーメン』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ モツラーメン』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう サンドイッチ』
   サード大沼『石焼き芋』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ カレー丼』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 味噌おでん』
   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 ライスカレー』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 ジンギスカン定食』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 寒ぶりの刺身』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 梅干し』
   にしだかな『たべ語り そば切り』
   フジヤマヒロノブ『おばさんの弁当』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 江戸前にぎり』
   なかむらみつのり『親父のチャーハン』
   丸山いくら『学習机とチャーハン』
 〇 川原将裕『男のチャーハン談義』  (やっぱ情報量の多い回が好きなのかもしんない)
   赤嶺シーサー『日本一のラーメン』







■No.45 からあげバンザイ!編  2019年4月8日初版発行




 さかきしん『大正の献立 フライドテッケン』より


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 朝のお茶漬け』より

我が家も昔はご飯を食べ終わってからその茶碗でお茶を飲んでいた


 川原将裕『男のお茶漬け談義』より


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 山芋とめざし』より

そうか、今号は平成最後の「思い出食堂」だったのか。


実際に類さんがいきなり来店したら大騒ぎだろうな


 丸山いくら『ティラミス』より

自慢じゃないが(本当は自慢だけど)生まれてこのかたティラミスなんざ食ったことがない


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ イカスミのパスタ』より

安定感を増すトランポ大統領の食レポ




   魚乃目三太『からあげ弁当』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう お母ちゃんのからあげ』
   つるんづマリー『居酒屋のからあげ』
   さかきしん『大正の献立 フライドテッケン』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ からあげ定食』
 △ 青菜ぱせり『朝ごはん亭 朝のお茶漬け』
   栗山裕史『鮭のお茶漬け』
 △ 川原将裕『男のお茶漬け談義』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 山芋とめざし』
   及川コウ『日本食通伝 天ぷら』  (新シリーズスタート)
 △ にしだかな『たべ語り どんどん焼き』  (お母さんの落ち着き具合が心地よい)
   フジヤマヒロノブ『お母さんの玉子焼き』  ※朝日新聞連動企画「記憶の食」シリーズ
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ベーコン・チーズバーガー』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 肉うどん』
   丸山いくら『ティラミス』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ イカスミのパスタ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 天むす』
   なかむらみつのり『もつ鍋』
   赤嶺シーサー『回転寿司』


      












■No.46 コロッケ編  2019年6月10日初版発行




 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 肉屋のコロッケ』より

「ナイス ポテイトォー!!」


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ねぎせいろ』より

作者登場!


 青菜ぱせり『朝ごはん亭 キャベツの味噌汁』より

自慢じゃないが(本当は自慢だけど)生まれてこのかたダシなんざ取ったことがない


 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 里芋の煮物』より

いや、たとえ類さんでも18度をスルスル呑んだら宿酔になろうぞ


 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 駄菓子』より


 川原将裕『男の買い食い談義』より

「その道のプロ」って(笑)










   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 ひっつみと明日葉』
   栗山裕史『定食屋のコロッケ』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 カニクリームコロッケ』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 肉屋のコロッケ』
   黒友みやこ『お家のコロッケ』
   フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか ツナマヨおにぎり』 (新シリーズスタート)
   魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ねぎせいろ』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 豆腐フライ』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 キャベツの味噌汁』  ※思い出ごはん大賞
   丸山いくら『牡蠣ご飯』  ※思い出ごはん大賞
   つるんづマリー『佐渡のもじゃきん』  ※思い出ごはん大賞
   長崎大村『ラーメン』  ※思い出ごはん大賞
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 里芋の煮物』
   さかきしん『大正の献立 みつ豆』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 駄菓子』
 〇 川原将裕『男の買い食い談義』
   及川コウ『日本食通伝 チャーハン』
   にしだかな『たべ語り 昭和十九年のコロッケ』
   赤嶺シーサー『弟とコロッケ』









表紙のオチ






■No.47 母の太巻き寿司編  2019年8月12日初版発行




 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鹿児島・きびなごの刺身』より

普通の不二才なら飲んだことがある


 さかきしん『大正の献立 卵豆腐』より

世間的に茶碗蒸しと卵豆腐が並べて語られることが少ないのは何故なんだろう?


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 酢豚』より

ナイス・アイデアのトランポ大統領


 川原将裕『男の食談義 男の愛と料理談義』より

いつもと違う「男の食談義」なのであった(決して最終回ではない)


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 カツサンド』より


 赤嶺シーサー『西瓜』より




   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 千葉・太巻き寿司』
   香川まさひと・木村直巳『夫婦めし 大分・ごまだしうどん』  (新シリーズスタート)
   つるんづマリー『兵庫・このしろ寿司』
   サード大沼『山形・ひっぱりうどん』
   ただりえこ『香川・てっぱい』
   なかむらみつのり『長野・こねつけ』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 鹿児島・きびなごの刺身』
   フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか 冷やし中華』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 かつ丼』
   魚乃目三太『母と僕のおむすび』
   さかきしん『大正の献立 卵豆腐』
   福丸やすこ『海の見える台所 ハンバーグ』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 酢豚』
   華麗るう『カレーライス』  (なんつーペンネームや)
   栗山裕史『お弁当』
 △ 川原将裕『男の食談義 男の愛と料理談義』 (タイトルに正式に「男の食談義」が加わる)
   及川コウ『日本食通伝 豆腐』
 △ 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 カツサンド』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 とうもろこしパン』  (まさかの心霊回)
   にしだかな『たべ語り うどん』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 オムライス』
   丸山いくら『とうきび』
 △ 赤嶺シーサー『西瓜』







■No.48 鮭弁当編  2019年10月14日初版発行

こ、この情景は・・




 井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺し』より

私も昔、これでもかと飲んだ伊佐大泉


 丸山いくら『玉子丼』より


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 目玉焼き』より

いや、じっくりしてられねーから強火で水入れて蓋をするのだ


 魚乃目三太『漫画・なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 鉄板麺』より


 川原将裕『男の食談義 男の漬物談義』より

意表を突く展開




   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 お粥』
   さかきしん『大正の献立 紅葉狩りの鮭弁当』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 新婚さんの鮭弁当』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 祖母の鮭弁当』
   サード大沼『あの娘の鮭弁当』
   つるんづマリー『スーパーの鮭弁当』
   にしだかな『たべ語り 煎り玉子』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 馬刺し』
   栗山裕史『ザンギ』
   丸山いくら『玉子丼』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 目玉焼き』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 ピーマンの肉詰め』
   魚乃目三太『なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 鉄板麺』
   治島カロ『おおきに! 喫茶メモリーズ コーヒー』  (最終回)
   フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか ハンバーガー』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 オムライス』
   香川まさひと・木村直巳『夫婦めし 漬物ステーキ』
   なかむらみつのり『キューちゃん』
 △ 川原将裕『男の食談義 男の漬物談義』
   赤嶺シーサー『ザーサイ』















■No.49 鍋物語編  2019年12月9日初版発行

 玄関を上がるとすぐ台所とベッド。左手前にテレビ。女性の小さなアパート。同じ職場の3人。夜の8時前。これから鍋が始まる。男性二人はキリンラガーとスーパードライ。女性の飲み物はファンタグレープ。右手前にボストンバッグとおみやげの紙袋。




 川原将裕『男の食談義 男の鍋もの談義』より

源さんの発言に珍しく衝撃を受けるマサ


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 屋形船の天ぷら』より








「う~ん デリッシャス !!」




   魚乃目三太『鱈ちり』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう 水炊き』
   丸山いくら『湯豆腐』
   つるんづマリー『餃子鍋』
   なかむらみつのり『チキンのガラスープ鍋』
   香川まさひと・木村直巳『夫婦めし 良寛鍋』
   川原将裕『男の食談義 男の鍋もの談義』  (このシリーズにしてはネタが弱い)
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 ショウガ焼肉』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 牛煮込み』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ 屋形船の天ぷら』
   さかきしん『大正の献立 クリスマスケーキ』
   華麗るう『つくね』
   加藤やすと『こんなところにスキマ亭 宴会料理』
   フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか 年越しそば』
   にしだかな『たべ語り 汁粉』
   魚乃目三太『なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 ローストポーク』
   及川コウ『日本食通伝 ハンバーグ』
 △ 青菜ぱせり『朝ごはん亭 クロワッサンとカフェオレ』
   ただりえこ『たらこのおにぎり』
   栗山裕史『サーモンピカタ』
   赤嶺シーサー『野沢菜と温泉玉子』







■No.50 さば味噌煮定食編  2020年2月10日初版発行




 さかきしん『大正の献立 さば味噌煮定食』より

カラーのるり子さん


 50号記念特集記事「50号10年目に寄せて」

読み甲斐のある〈編集雑感〉です


 魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 かけそば』より


 フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか 牛丼』より

 牛丼屋で実践する食べ方として、前川つかさ「大東京ビンボー生活マニュアル」に出てきた ‶ しょーが茶漬け” よりは洗練されていると思う。


 しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ホットドッグ』より

トランポ大統領にしてはケチャップの量が少ない


 川原将裕『男の食談義 男のケチャップ談義』より

もう完全に仕事そっちのけじゃん(いつものことだけど)


 魚乃目三太『なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 中トロにぎり』より

No.44でも同じことが語られており、一貫性がある。










 たかなししずえ『しーちゃんのごちそう つみれ汁』より

そういえば我が家にもスリコギがあったけど、やったことはない。




   さかきしん『大正の献立 さば味噌煮定食』
   青菜ぱせり『朝ごはん亭 オムレツ定食』
   栗山裕史『ハンバーグ定食』
   ただりえこ『結婚までのフードリスト からあげ定食』
   つるんづマリー『焼肉定食』
 △ 熊谷まひろ『エビフライ定食』
 △ 加藤やすと『こんなところにスキマ亭 麻婆茄子定食』
   井上眞改『漫画・吉田類の思い出酒場 やきとり』
   ももせまゆみ・なかむらみつのり『ももちゃん先生料理の約束 まいたけとごぼうの味噌汁』
   魚乃目三太『宮沢賢治の食卓 かけそば』
   フジヤマヒロノブ『僕たちはどう食べるか 牛丼』
   しゅりんぷ小林『思い出食堂USA♨ ホットドッグ』
   サード大沼『たべごろ♡’80s通信 アメリカンドッグ』
   香川まさひと・木村直巳『夫婦めし エスカロップ』
   梅渡飛鳥『オムライス』
   川原将裕『男の食談義 男のケチャップ談義』
   魚乃目三太『なぎら健壱 バチ当たりの昼間酒 中トロにぎり』
   押戸舘研賞『実録 百年食堂 洋風かき揚げ』
   長崎大村『モダン焼き』
   たかなししずえ『しーちゃんのごちそう つみれ汁』
   にしだかな『たべ語り けんちん汁』
   丸山いくら『かじか汁』
   赤嶺シーサー『豚汁』









 通巻50号の節目に「編集雑感」が寄せられ、主に最初期の頃のエピソードが綴られている。創刊期のどの雑誌も当然そうなのだろうが、次の号が出せるかどうか、文字通り手探りの状態で「思い出食堂」が作られてたことが赤裸々に書かれていて非常に興味深い。だから最初の方の号にはナンバリングがなかったんだな、などと改めて思った次第。(そんな程度の読者です。)
 「オールよみきり」を謳いながらも、連続ストーリー性の強い作品が出てきた。買い続けてる読者でなければ意味の分かりにくい作品もあったかもしれない。もちろん構わないのだけれど、この雑誌の場合はやはり1話完結の短編の方に魅力的な作品が多いように感じる。
もっとも、私のフェイバリットの「男の食談義」シリーズなども、一見の読者には舞台設定が不明だから何がどうしてこうなってるのか判然としないことであろう。でも大丈夫。最初から読んでいても細かい設定が不明なままなのだ(笑)。主人公・源さんは独り身のようだが、結婚していたことがあるのかないのか(おそらくあるんだろうけど)、かつてはサラリーマンだったようだが、定年辺りまで勤め上げたのか、それとも割と早めに辞めたのか。そういったことが分からないまま勝手にずんずん話が進んでいくのだ(だからいいのだけれど)。いや、よーく読み込めばどこかに答えの手掛かりが書かれてるのかもしれない。私が見落としてるだけの可能性は十分ある。


       つづく