マカロニ編の最初の方で、山さんは勤務時間中にもかかわらずマージャンに興じている。殿下はゴルフの練習に興じ、シンコは勤務時間中にもかかわらず自席で編み物に没頭する。しかし、いざ事件ともなると、各人が集中して力を発揮し昼夜を問わず心血を注ぐ。アルカディア号の乗組員のようだ。マカロニ編の途中から、そういった描写が少なくなり、刑事たちは真面目になってしまった。一係室内で恒例だったはずの事件解決後の祝杯も、単に描写を省略してるのではなく、おそらく実際に行われる回数が減っていったのであろう。そういうシーンこそ見たいので、個人的には残念である。
「太陽にほえろ!」は一話完結のドラマであるが、各話ごとにテイストが異なる上に、つながっているトピックスと完全に単発のトピックスとがある。刑事個人にまつわるエピソード回などが顕著で、きれいさっぱり忘れられてる場合があったりする。ただ、当然ではあるが作品世界には一貫性があり、一貫性がある上に「太陽にほえろ!」は長い目で見れば各人が成長していくドラマなのだ。当たり前かもしれないが。。
そんな中で、ボスのゆるぎない言動は常に絶対的な信頼性が保証されており、それこそが「太陽にほえろ!」最大の魅力であり、痛快さの源泉であり、視聴者がハラハラドキドキしながらも安心して身をゆだねられる理由である。ボスがミスをしたり、間違った判断を下してしまう場面などほとんどない。
ほとんど・・・・・・?
フォビドゥン澁川「スナックバス江」第206話より
「太陽にほえろ!」は毎回パラレルワールドなのではない
(しかもギャグ漫画ではない)
脚本:鎌田敏夫 監督:高瀬昌弘
こういう撮り方は「太陽にほえろ!」では他にない。
カメラの大きさが知りたい
脚本:長野洋、小川英 監督:高瀬昌弘
完全には停車しないクルマに殿下が乗り込むシーン
昔のドラマにはよくあったシーンのような気もする(?)
脚本:鎌田敏夫 監督:山本迪雄
脚本:小川英、中野顕彰 監督:山本迪雄
脚本:鴨井達比古 監督:斉藤光正
殿下がボスにメモ用紙とペンを渡そうとする珍しいシーン
クミは推理小説が好き
ごくまれに、クミの発言が事件解決の糸口となったりする
ダービーニュースのロゴは不変
麦茶(??)に砂糖を入れて飲むジーパン
「柔道一直線」のようなアクション
あるいはスーパー戦隊
世代間の壁を作ろうとするボス
もちろん冗談で言っている
脚本:武田宏一、小川英 監督:竹林進
この追走シーンは見事。よく撮ったよなあ。
追いかけるのが山さんってのがまた良い
脚本:石松愛弘 監督:山本迪雄
ジーパンはやっぱり麦茶(??)に砂糖を入れる
身長185㎝、体重76㎏
車のボンネットを軽々と飛び越えるジーパン
脚本:鴨井達比古、小川英 監督:竹林進
これはいいエンディングです
脚本:田波靖男、四十物光男、小川英 監督:山本迪雄
ジーパン刑事のタクシーの止め方
危ないんだけど、でも警察に限らず昔はみんなこーゆーふーに車を止めてたのかもしれない..(?)
この言葉はゴリさんのオリジナルなのだろうか??
「歩き回ると、腹と靴の底は減ることになっている」
ジーパン刑事のアクション
なんじゃこりゃ~!
ジーパンの母ちゃんとゴリさんの対面
脚本:小川英、長野洋 監督:山本迪雄
脚本:鎌田敏夫 監督:竹林進
マネキン越しのカメラ
脚本:小川英 監督:竹林進
この山さんの目の動き!
脚本:長野洋、小川英 監督:山本迪雄
ものすごく長い沈黙シーン①
ものすごく長い沈黙シーン②
クミのナイスプレイ
脚本:田波靖男、四十物光男、小川英 監督:山本迪雄
脚本:市川森一 監督:竹林進
脚本:鎌田敏夫 監督:児玉進
脚本:柏倉敏之 監督:児玉進
ボス「どいつもこいつも鉄砲玉みてえなヤツばっかりだな」
脚本:永原秀一、蘇武路夫 監督:石田勝心
集中してるボス
クミのナイスプレイ
ボスのこの言葉に皆が救われる。視聴者も救われる。
「気ィ入れすぎるとシンドイぞ、この商売」
脚本:鎌田敏夫 監督:竹林進
殿下とジーパンのさりげない会話
この2人のカラミも、もっと見たかったなあ。。
脚本:小川英、中野顕彰 監督:竹林進
ボスのこのセリフが忘れられないまま人生を過ごしてきました
「何だそのM・Mってのは? マリリン・モンローのことか?」
脚本:長野洋 監督:石田勝心
脚本:永原秀一、峯尾基三 監督:石田勝心
脚本:鎌田敏夫 監督:児玉進
脚本:小川英、武末勝 監督:児玉進
脚本:鎌田敏夫 監督:竹林進
脚本:長野洋 監督:竹林進
脚本:柏倉敏之 監督:澤田幸弘
この、クミが後ろに佇んでいる画面の構図が好き
遠近法が利いている(笑)
脚本:小川英、今村明男 監督:澤田幸弘
脚本:長野洋 監督:高瀬昌弘
本筋にまったく関係ない、殿下の有能性をアピールするシーン
脚本:柏倉敏之、小川英 監督:高瀬昌弘
ヒラ刑事3人衆のせっせっせ(その①)
この場面、サイコーです
こういう雑誌の売られ方って今でもされてるのでしょうか。。
ビッグコミック、non-no、週刊大衆..
ヒラ刑事3人衆のせっせっせ(その②)
ボス「なんだ今のは?」
どこまでが一般人なのか分からない聴き込みシーン
こんなリアルなシーンってもう二度と撮れないだろうなあ。。
脚本:永原秀一、峯尾基三 監督:竹林進
脚本:田波靖男 監督:竹林進
ジーパン「まいるよ、もう!」
ジーパン刑事とその母。親子だから顔が似てるのだ、ということにこのシーンで気がついた(爆笑)。
(菅井きんは大女優)
脚本:長野洋 監督:山本迪雄
極めて重要な回。山さんの本音が語られる。
極めて重要な回。ボスと長さんの本音がぶつかりあう。
脚本:柏倉敏之 監督:山本迪雄
ジーパンの「島さん」呼び集
マカロニにはこれがなかった。だが、そーゆーところがマカロニの良さでもあった。
脚本:小川英、田波靖男、四十物光男 監督:竹林進
脚本:市川森一 監督:竹林進
トラックに乗り込む殿下
こういう乗り方ってあまり見なくなった
脚本:長野洋 監督:児玉進
個人的に懐かしい交通安全の看板
今でも同じのがあるのだろうか
山さんの自分語り
山さんは昭和7年生まれ。戦争を絡めた話は誰もがリアル。したがって説得力がある。当然のことながら、もうこんなセリフは成立しえない。
昭和49年なので、ウルトラマンタロウである。
脚本:小川英、中野顕彰 監督:児玉進
ボスのこの口調は珍しい
(真ん中は伊東四朗)
脚本:田波靖男、四十物光男 監督:竹林進
脚本:柏倉敏之 監督:竹林進
クミが後ろに佇んでいるだけで画面の構図が良くなるとはこれ如何に、
遠近法が利いている(笑)
脚本:鎌田敏夫 監督:木下亮
ああ上野駅
ゴリさんのアクションシーン
ただ走ってるだけではない。全力疾走なのだ。
脚本:長野洋 監督:木下亮
アパートに入ってカーテンを開けるまでの長回し。まるで映画のよう。
第92話が「北北西に進路を取れ」だとすると、今回は「裏窓」ですね。
クミに捜査のあり方について教えるボス
この角度はありそうでなかなかない(笑)
脚本:長野洋 監督:斉藤光正
どこまでが一般人か分からない交差点でのアクション
脚本:播磨幸治 監督:斉藤光正
脚本:柏倉敏之 監督:野村孝
アクションシーンのカメラワークとはこういうものでありたい①
アクションシーンのカメラワークとはこういうものでありたい②
カメラは動いてないんだけど、それが故にこのド迫力!
脚本:小川英、田波靖男、四十物光男 監督:野村孝
追走中、車の上に登っちゃうジーパン
こ、これぞ本物のアクション!!
うむ、近くから撮りゃよいというもんでもないということだわな、
バイクの前に立ちふさがるジーパン
これも同じ。編集に頼らないアクションシーン。見事、
脚本:小川英 監督:竹林進
脚本:鎌田敏夫 監督:竹林進
脚本:市川森一 監督:木下亮
脚本:柏倉敏之 監督:木下亮
脚本:播磨幸治 監督:竹林進
脚本:長野洋 監督:竹林進
脚本:柏倉敏之 監督:木下亮
この臨場感! まさに臨場。
シャーロック・ホームズのような山さん(笑)
脚本:播磨幸治 監督:木下亮
脚本:小川英、朝倉千筆 監督:山本迪雄
脚本:長野洋 監督:山本迪雄
脚本:小川英 監督:山本迪雄
ジーパン編、やっぱりこの回が好き:
第62話「プロフェッショナル」
こーゆー「スパイ大作戦」的なノリはどうしようもなく好きである。しかも意外な犯人。物語として出色の出来。2度目3度目の鑑賞でも楽しめる。
殿下ってどういうわけか人間ドラマの回が異様に多いんだけど、こーゆーふーに刑事としての腕の高さをシンプルに見せる回がもっと欲しかった。こーゆーのが良いんだよ。
第63話「大都会の追跡」
チーム戦の面白さを堪能させてくれる超逸品。舞台装置やアクションも多彩。野球場のシーンなど、こんなのもう撮れないであろう。見どころだらけ。全「太陽にほえろ!」を代表する1本と言える。大満足。
とにかく、犯人側への過度な感情移入がないのが清々しい。こーゆーのが見たいんだよ。
第84話「人質」
子どものときに見た感動・感激をずっと引きづってる部分もあるが、個人的に「太陽にほえろ!」全作品の中でもこの1本こそはフェイバリット中のフェイバリット。日本一うまいビフテキってどんなビフテキなんだろ、と弟と話したのが忘れられない思い出です(笑)。
こーゆーワンシチュエーションものに弱いんだよなあ、たぶん俺って。