■第1号(1月1日号)


 巻頭カラーは『ドカベン』



 『月とスッポン』より
 名シーン「まんがにミカンに そしてコタツ」「この感じサーイコ」



 『スーパー巨人』。他に類例のない、サスペンスフルな冒険漫画だった。←こういう評価でいいのかなあ。

 






オチさえしっかりしてれば歴史に残ってたはず。
惜しい。


 通信講座の空手は、けっこう人気があったものだ。



『ブラック・ジャック』は、第196話「腫瘍狩り」




 ■第2号(1月2日号)

ヘッダー「他紙を圧倒する日本一の少年誌」。まあ確かにその通りではあるが…。



 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』



 次号予告。なんと、『ドカベン』が驚異の4週連続40ページ!
 働きまくる水島先生。

 しかも、次号から『ロン先生の虫眼鏡』の連載が始まる!









 『百億の昼と千億の夜』の最終回。 

 この異次元の傑作が最盛期の少年チャンピオンに連載されたのは奇跡と言えよう。
  









 超傑作。「傑作」かどうかとか、そういうことを超えてるという意味での超傑作です。


『ブラック・ジャック』は、第197話「ゴーストタウンの流れ者」


 裏表紙。ナショナルのマイコンキット。

 結局、マイコンって何ができる装置なのか分からなかったんだよね。
 





 ■第3号(1月9日号)


 巻頭カラー『ドカベン』

岩鬼の回想回

葉っぱをくわえたまま生まれてきたわけではなかった


 ビッグレーシング。スピードコントローラーにハンドルがついた。



『ブラック・ジャック』は、第198話「浮世風呂」





 ■第4号(1月16日号)



 巻頭カラーは『750ライダー』

 どうしても他の人気作に押されてしまってる感はあるが、やっぱりこの時期の少年チャンピオンになくてはならない作品です。










 グリコ ペロティチョコ。この3~4年前は20~30円だったような気がするのだが、50円になってしまっている。
 最後まで舐めたことはない。途中から必ず齧ってしまう。ただし、最初から齧ることはなかった。

それにしても、『新巨人の星』に『おはよう姫子』か。



『ブラック・ジャック』は、第199話「終電車」。なーんかオトナの作品です。






 ■第5/6号(1月23/30日号)


 ドカベンアイドルグラフ③ 里中智

 裏面:

2月17日生まれ 身長160㎝ 体重50㎏


巻頭カラー『ドカベン』

里中の回想回

山田は里中の出身中学を知ってるんだっけ?とヤボなことを書くのはよそう。



 カセット式のテレビゲームが登場

本体9,800円はまだ仕方ないとして、カセットが7,800円~23,000円! 手が出ない。



『ブラック・ジャック』は、第200話「すりかえ」






 ■2月1日増刊号(『マカロニほうれん荘』『ゆうひが丘の総理大臣』2大特集号)


 表紙裏。魅惑のマブチモーターシリーズ。


 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』


 『マカロニほうれん荘』が8本、『ゆうひが丘の総理大臣』が5本収められていた。







 ■第7号(2月6日号)


 ドカベンアイドルグラフ④ 殿馬一人

 裏面:

1月2日生まれ 身長158㎝ 体重50㎏



 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』



 『がきデカ』より。新ギャグ「なれるとおいしいくさやのひもの」。

 第3号が初出。くさやについての説明も掲げられている。

そうだ、この漫画で「くさや」を知ったのだった。勉強になるなあ。



  サンデー・コミックス 松本零士の世界

 これを無視して通り過ぎることなどできませんでした。



『ブラック・ジャック』は、第201話「助け合い」







 ■第8号(2月13日号)


 巻頭カラー『ドカベン』


『ブラック・ジャック』は、第202話「20年目の暗示」





 ■第9号(2月20日号)



 巻頭カラーは『がきデカ』


 そもそも、こまわり君は日本でただ一人の少年警察官なのであった。

 普通ならネタに困って、こまわり君のライバル的な少年警察官みたいなのを登場させたりしちゃうんじゃないかと思うんだけど、とにかく普通の漫画ではない。



 『マカロニほうれん荘』第40話「独立攻撃隊西へ!」より
 前田馬之助登場



 吾妻ひでお『チョッキン』より。作者登場。かなりの行き当たりばったり回。

 『失踪日記』によると、この時期は精神的に落ち着いていたハズだが・・。



『ブラック・ジャック』は、第203話「がめつい同士」







 ■第10号(2月27日号)


 表紙裏。宇宙戦艦ヤマト関連のプラモデル。

 コスモ・ゼロ52型、ブラック・タイガーはゼンマイ走行するぞ!



 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』

 七味先生登場



 次号から『レース鳩0777』が連載開始!

「動物まんがの第一人者!飯森広一」


『ブラック・ジャック』は、第204話「消えさった音」






 ■第11号(3月6日号)


 巻頭カラー『ブラック・ジャック』


 シリアスな展開に突然、とんでもないギャグが入るのも手塚作品の特徴。

確かに扉を含めて21ページだった。



 『月とスッポン』より。ピンク・レディー全盛期。






 ■第12号(3月13日号)



 巻頭カラー『ドカベン』



『ブラック・ジャック』は、第206話「山猫少年」





 ■第13号(3月20日号)


 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』

 もはや『ドカベン』とともに事実上、雑誌の二枚看板となっていた。(本当は『ブラック・ジャック』も合わせて、三枚看板なんだけど。)


『ブラック・ジャック』は、第207話「しめくくり」






 ■第15号(4月3日号)


 巻頭カラー『ドカベン』


 月刊「ひとみ」創刊号のおしらせ

「なんと!キョーレツ」


『ブラック・ジャック』は、第209話「落下物」






 ■第16号(4月10日号)



 巻頭カラーは、新連載『ゴッドハンド』


 誰もが、『空手バカ一代』の焼き直しかと思ったことだろう。梶原一騎のテイストを排した大山倍達一代記をつのだじろうが描きたいと考えたのかどうか。。(不詳)


 なんと、二段扉。しかも、ダブル見開き。意気込みを感じる。


関係ないけど、大山倍達を描いた作品ならこれでしょ。
(1986年 コミックモーニング パーティー増刊6 より)















コミックスも持っている。



























 『花のよたろう』より。ジョージ秋山なので、善も悪もありません。ただ、現役の小学生時代にこの作品を読むことができた人は幸せだと思います。











 テープライター。テプラの前身。この道具のおかげで、自分の名前をローマ字で表示するのが標準となった。


『ブラック・ジャック』は、第210話「家出を拾った日」






 ■第17号(4月17日号)


 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』


 『ブラック・ジャック』より。左欄外に休載のお知らせ。


『ブラック・ジャック』は、第211話「未知への挑戦」。貴重なSF回。






 ■第18号(4月24日号)


 巻頭カラー『ドカベン』


 『マカロニほうれん荘』より
 ブライアン・フェリーなんて当時知る由もなかった。時限爆弾を仕掛けられてたんだな。



 やはり『ブラック・ジャック』が休載だと物足りないが、代わりに『青い空を、白い雲がかけていった』が載っている。困ったときの『青い空を、白い雲がかけていった』。

詩情豊かな青春漫画です











 ■第19号(5月1日号)


 巻頭カラー『マカロニほうれん荘』



 紅白めざして「ああ野球狂」をレコーディングする水島新司先生



 






 ■第22号(5月22日号)


 巻頭カラー『がきデカ』


 「最初の少年警察官」とある。最初で最後だったハズだ。


 柳田選手と浅野啓司投手だ!懐かしーなー。


 『レース鳩0777』より。血統書つきレース鳩のプレゼントなどが行われていた。提供が日本鳩レース協会。今じゃ不可能??


『ブラック・ジャック』は、第214話「鳥たちと野郎ども」


 裏表紙。ブリヂストン自転車の広告。ブラック・ジャックは直接関係ない。






 ■第26号(6月19日号)

 巻頭カラー『ドカベン』


 新連載『らんぽう』。私は、さして面白いと思わなかったのだが、一部で異常に人気があった。


 『コメットさん』放送開始直前、シングル「エトセトラ」リリース直前の頃の大場久美子。


 関係ないですが、私も「ディスコ・ドリーム」は家族に隠れて聴いてたクチです。









 『ブラック・ジャック』は、第218話「山手線の哲」






 ■第37号(9月4日号)


 巻頭カラーは新連載『東京レスキュー』


 川崎麻世


 バンダイのLSIゲームシリーズ。ベースボールが6200円。高い。


 『ドカベン』より。全『ドカベン』中、もっとも印象に残ってるコマの一つ。自分の体で日陰を作る殿馬。暑さの描写として秀逸だと思います。


 ピラミッドパワーが大ブームでした。


 吾妻ひでお先生の特別読み切り『ふらふら少年漂流記』。先生特有の、ワケの分からない過激さがあります。


 『ブラック・ジャック』休載のお知らせ。休載自体はいいんだけど、何故にこのような絵面なのか。。


 尾藤イサオさん



 裏表紙裏。人工芝仕様の野球盤。






 ■第50号(12月4日号)


 巻頭カラー『ドカベン』


 レコード評のコーナーにローリング・ストーンズの『サム・ガールズ』。もっと昔のアルバムのような気がしてたけど、この頃だったんですね。


投稿者

エヌ氏

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